
目次
- ガーミン fēnix 8シリーズ3モデルの基本スペック比較
- 価格とサイズ展開の違い
- ディスプレイ技術の革新
- fēnix 8機能面での大きな進化ポイント
- LTE通信機能の搭載
- 第5世代心拍センサーの採用
- fēnix 8 バッテリー性能の詳細比較
- スマートウォッチモード
- GPSモード
- Garmin Fenix 8 比較早見表
- FAQ
- Q1: 現行のfēnix 8からPro AMOLEDへの買い替えは価値がありますか?
- Q2: MicroLEDとAMOLEDの実用面での違いは?
- Q3: サイズが51mmのみなのは使いにくくないでしょうか?
- Q4: 価格差に見合った性能向上はありますか?
- Q5: バッテリー性能はどのモデルが最も優秀ですか?
- まとめ|あなたに最適なfēnix 8は?
2025年9月・10月、ガーミンから待望の新作「fēnix 8 Pro」シリーズが登場します。現行のfēnix 8 AMOLEDに加えて、Pro AMOLEDとPro MicroLEDという2つの上位モデルが発売されます。
今回の新作は単なるアップデートではなく、LTE対応やMicroLED技術の採用など、大きな進歩を遂げているという点が注目です。
この記事では、3つのfēnix 8シリーズの違いを詳しく解説し、どのモデルを選ぶべきかをご提案します。
ガーミン fēnix 8シリーズ3モデルの基本スペック比較

価格とサイズ展開の違い
まず最も気になる価格とサイズを比較してみましょう。
モデル | 価格(税込) | サイズ展開 | 発売日 |
---|---|---|---|
fēnix 8(現行) | 178,800円~218,000円 | 43mm、47mm、51mm | 発売中 |
fēnix 8 Pro AMOLED | 206,800円 | 51mmのみ | 2025年9月18日 |
fēnix 8 Pro MicroLED | 318,800円 | 51mmのみ | 2025年10月予定 |
新作のProシリーズは51mmサイズのみの展開となっています。これまで43mmや47mmを使用していた方には少し大きく感じるかもしれませんが、大画面による視認性の向上は魅力的ですね。
ディスプレイ技術の革新
fēnix 8 Pro MicroLEDの最大の特徴は、世界初のMicroLED搭載スマートウォッチという点です。
- ● MicroLEDディスプレイ:最大4500ニットの明るさを実現
- ● 従来のAMOLED:高精細だが明るさは劣る
実際に見てみると、MicroLEDの明るさは圧倒的で、直射日光下でも画面がクリアに見え、文字盤を斜めから見てもきちんと文字盤を確認できます。
これは個人差があるかもしれませんが、AMOLEDとmicroLEDディスプレイは非常に似ている中でmicroLEDパネルの方がわずかにコントラストが高いように見えます。 アウトドアでの使用を重視する方には大きなメリットになりそうです。
fēnix 8機能面での大きな進化ポイント
LTE通信機能の搭載

新作Proシリーズ最大の進化点はLTE通信機能の搭載です。 この新技術により今までよりも大幅に高速で大容量のデータ通信が可能になりました。
従来のfēnix 8
- ● スマートフォンとのペアリングが必要
- ● 音声メッセージは非対応
新作fēnix 8 Pro
- ● ウォッチ単体でテキスト・音声メッセージ送信可能
- ● Live track機能をウォッチ単体で利用
- ● 音声通話にも対応
登山やトレイルランニング中にスマートフォンを持ち歩かなくても、緊急時の連絡が取れるのは安心感が違いますね。
第5世代心拍センサーの採用
Proシリーズには第5世代OHR(Optical Heart Rate)センサーが搭載されています。従来モデルと比較して、より正確な心拍測定が期待できます。
fēnix 8 バッテリー性能の詳細比較

使用シーンに応じたバッテリー持続時間を比較してみましょう。
スマートウォッチモード
- ● fēnix 8(51mm):約29日間(常時表示13日間)
- ● fēnix 8 Pro AMOLED:最大27日間(常時表示9日間)
- ● fēnix 8 Pro MicroLED:最大10日間(常時表示4日間)
GPSモード
- ● fēnix 8(51mm):最大84時間(常時表示65時間)
- ● fēnix 8 Pro AMOLED:最大78時間(常時表示56時間)
- ● fēnix 8 Pro MicroLED:最大44時間(常時表示18時間)
MicroLEDモデルは高輝度ディスプレイのため、バッテリー消費が多くなる傾向があります。ただし、それでも十分な持続時間を確保しているのは流石ガーミンといったところでしょうか。
Garmin Fenix 8 比較早見表
機能/項目 | Fenix 8 (51mm AMOLED) (現行モデル) | Fenix 8 Pro (51mm AMOLED) (新型) | Fenix 8 Pro MicroLED (51mm) (新型) |
---|---|---|---|
ディスプレイ | AMOLED | 高精細AMOLED | MicroLED(最大4500ニト) |
LTE | 非対応 | 対応(ウォッチ単体で処理可能) | 対応(ウォッチ単体で処理可能) |
サイズ展開 | 51, 47, 43mm | 51mm | 51mm |
スマートウォッチモード (常時表示オン時) | 約29日(常時表示13日) | 最大27日(常時表示9日) | 最大10日(常時表示4日) |
GPSモード (常時表示オン時) | 最大84時間(常時表示65時間) | 最大78時間(常時表示56時間) | 最大44時間(常時表示18時間) |
発売日 | – | 9月18日 | 10月9日(予定) |
補足事項:
- ● Fenix 8 ProとFenix 8 Pro MicroLEDは、新しい接続機能(LTEと衛星通信の両方)と、新しいmicroLEDディスプレイパネルオプションによって、Fenix 8から差別化されています。
- ● microLEDディスプレイは、屋外での視認性に優れ、特に日差しの強い条件下で大きな違いがあります。また、オフアングルでの視認性も良好です。
- ● GarminのmicroLEDの現在の利用方法では、AMOLED版よりも多くの電力を消費するため、バッテリー寿命に大きな差が生じます。
FAQ
Q1: 現行のfēnix 8からPro AMOLEDへの買い替えは価値がありますか?
A1: LTE通信機能が必要かどうかで判断することをおすすめします。スマートフォンを持たずに外出することが多い方や、緊急時の安心感を求める方には大きなメリットがあります。
Q2: MicroLEDとAMOLEDの実用面での違いは?
A2: 最大の違いは明るさです。MicroLEDは直射日光下でも非常に見やすく、アウトドア使用では明確な優位性があります。ただし、バッテリー消費は多くなります。
Q3: サイズが51mmのみなのは使いにくくないでしょうか?
A3: 確かに大きめですが、大画面による情報の見やすさは魅力的です。実際に装着してみると、意外と違和感なく使えるという声が多いです。当店で試着も可能ですので、お気軽にお声かけください。
Q4: 価格差に見合った性能向上はありますか?
A4: LTE通信機能や第5世代心拍センサーなど、確実な機能向上があります。特にアクティブに使用される方には、その価値を実感していただけるでしょう。
Q5: バッテリー性能はどのモデルが最も優秀ですか?
A5: 現行のfēnix 8 AMOLEDが最もバッテリー持ちが良いです。ただし、Proシリーズも実用に十分な性能を持っており、LTE機能を考慮すれば非常に優秀だと思います。
まとめ|あなたに最適なfēnix 8は?

ガーミンの新作fēnix 8 Proシリーズは、LTE通信機能とMicroLED技術という大きな進歩を遂げています。
選び方の指針
- ● コストパフォーマンス重視 → fēnix 8 AMOLED
- ● LTE通信が必要 → fēnix 8 Pro AMOLED
- ● 最高の視認性が欲しい → fēnix 8 Pro MicroLED
日頃様々なスマートウォッチを見ていて感じるのは、今回のProシリーズはガーミンが本気で「スマートフォンに替わるウォッチ」を目指していることです。
特にLTE通信機能は、アウトドアでの安全性を大きく向上させる画期的な機能だと思います。
当店では各種モデルの実機展示を予定しており、実際に手に取って比較していただけます。
どのモデルが最適か迷われている方は、ぜひお気軽にご相談ください。専門スタッフがお客様の使用用途に合わせて、最適なモデルをご提案いたします。