
【2025年最新】ガーミンForerunner比較
種類多すぎ問題をサクッと解決する選び方ガイド
ランニングを始めて、いざガーミンのスマートウォッチを買おうと思ったら「Forerunnerって種類が多すぎる…」と困っていませんか? 165、265、965、970…数字だらけで何がどう違うのかさっぱりわからない。そんなあなたのために、本当に必要な情報だけを整理してお伝えします。
1. はじめに: なぜ「Forerunner」を選ぶべき?ランナーに愛される理由
まず、なぜ数あるスマートウォッチの中からForerunnerを選ぶべきなのでしょうか。
信頼のGarminブランド
Garminは航空機や船舶のナビゲーションシステムでも使われている、GPS技術のパイオニア企業です。その技術力がランニングウォッチにも活かされており、GPS精度の高さは業界トップクラス。「距離が正確に測れない」というストレスとは無縁です。
ランニングに特化した豊富な機能
Apple WatchやFitbitなど汎用的なスマートウォッチとは違い、Forerunnerはランニング専用に設計されています。ペース配分、心拍ゾーン、トレーニング効果など、ランナーが本当に必要とする機能が充実。しかも、データが非常に見やすく整理されているのが特徴です。
初心者から上級者まで対応
「今は5km走るのがやっと」という初心者から「サブ3を狙いたい」という上級者まで、レベルに応じたモデルラインナップが揃っています。成長に合わせてステップアップできるのも魅力の一つです。
2. 「Forerunner」のモデル多すぎ問題!どう違うの?基本を押さえよう
Forerunnerの型番を見ると、165、265、965…と数字が並んでいますが、これには明確な意味があります。
Forerunnerシリーズの基本的な階層構造
- ✓ 100番台 (165など): エントリーモデル。初心者向け、基本機能重視
- ✓ 200番台 (265など): ミドルレンジ。本格的なトレーニング機能を搭載
- ✓ 900番台 (965、970など): ハイエンドモデル。マルチスポーツ対応、最高峰の機能
数字が大きくなるほど高機能・高価格になると覚えておけば間違いありません。
AMOLEDディスプレイ vs. MIPディスプレイの違い
最新のForerunnerには2種類の画面があります。
- ● AMOLEDディスプレイ: スマートフォンのような鮮やかでカラフルな画面。暗い場所でも見やすい
- ● MIPディスプレイ: 従来からある画面。太陽光下での視認性が高く、バッテリー持ちが良い
現在の主流は見た目の美しいAMOLEDですが、長時間のアクティビティではMIPの方が有利な場合もあります。
各モデル共通の基本機能
どのForerunnerを選んでも、以下の機能は標準装備されています。
- 光学式心拍計: 胸ベルト不要で手首から心拍測定
- 高精度GPS機能: 正確な距離・ペース測定
- Suica対応: コンビニやスーパーでタッチ決済可能
- 睡眠モニタリング: 睡眠の質や回復度を分析
- スマートフォン通知機能: LINE、メール、電話の通知を手首で確認
- ワークアウト機能: ランニング以外にも筋トレ、ヨガ、サイクリングなど様々なアクティビティに対応
- ストレス管理: 心拍変動からストレスレベルを測定・管理
つまり、基本的なランニングデータの計測や日常利用なら、どのモデルでも十分に活用できるということです。
音楽機能の魅力について
2024年以降のForerunnerは、Forerunner165を除いて (Forerunner165 Musicには音楽機能あり) ほぼ全モデルで音楽機能に対応しています。この機能の便利さは以下の通りです:
- 主要音楽サービス対応: Spotify、Amazon Music等
- 大容量保存: 最大500-2000曲をウォッチ内に保存可能
- オフライン再生: 圏外や機内モードでも音楽再生可能
- ポッドキャスト対応: 音楽だけでなく語学学習やニュースも
- 手首での操作: 再生・停止・スキップ・音量調整が手軽
- ワークアウトとの連携: 心拍ゾーンに応じた音楽自動選択 (一部モデル)
この音楽機能により、スマートフォンを持ち歩かずに気軽にランニングを楽しめるようになります。
3. あなたに最適なForerunnerはどれ?レベル別・目的別おすすめ診断!
3-1. 【ステップ1: まずは気軽に始めたい!】 初心者・ファンランナー向け
比較対象: Forerunner 165 vs. Forerunner 165 Music
初めてのGPSウォッチなら、この2つのどちらかで間違いありません。
項目 | Forerunner 165 | Forerunner 165 Music |
---|---|---|
発売年 | 2024年 | 2024年 |
ディスプレイ | 1.2インチ AMOLED | 1.2インチ AMOLED |
重量 | 39g | 39g |
稼働時間 | 約11日間 | 約11日間 |
ベゼル素材 | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー |
音楽保存・再生 | ✗ | ✓ |
地図(内蔵) | ✗ | ✗ |
商品ページ |
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共通の魅力
- ✓ 鮮やかなAMOLEDディスプレイで、データが見やすい
- ✓ 基本的なランニングデータ (距離、ペース、時間、心拍数)をしっかり計測
- ✓ 軽量 (39g)で日常使いにも違和感なし
- ✓ 価格が比較的手頃で初心者にも手が出しやすい
- ✓ 11日間の長時間バッテリーで充電頻度が少ない
165と165 Music、どちらを選ぶ?
最大の違いは、ウォッチ単体で音楽を聴けるかどうかです。
Forerunner 165 Musicのメリット:
- ● Spotify、Amazon Music等の音楽をウォッチに最大500曲保存可能
- ● ランニング中にスマートフォンを持ち歩く必要なし
- ● Bluetoothイヤホンと直接接続でコードレス
- ● 重量・バッテリー持ちは通常版と全く同じ
一方、「スマートフォンは必ず持ち歩く」「音楽はスマホから聞く」という人なら、通常のForerunner 165で十分。その分、価格を抑えることができます。
音楽機能の魅力をもう少し詳しく
Music対応モデルの音楽機能は想像以上に便利です:
- 事前にWi-Fi環境で音楽をダウンロードしておけば、圏外でも再生可能
- ランニング用プレイリストを作成して、ペースに合わせた楽曲選択
- 手首での音楽操作(再生・停止・スキップ・音量調整)が可能
- ポッドキャストやオーディオブックにも対応
こんな人におすすめ
- スマートウォッチを初めて買う人
- 日常使いも重視したい人 (スマート通知、Suica決済など)
- 基本的なランニングデータ(ペース、距離、時間)があれば十分な人
- 予算を抑えたい人
3-2. 【ステップ2: もっと記録を伸ばしたい!】本格派・競技志向ランナー向け
比較対象: Forerunner 265 vs. Forerunner 265S
「5kmを30分切りたい」「ハーフマラソンでサブ2を狙いたい」など、具体的な目標がある人におすすめなのが265シリーズです。
項目 | Forerunner 265 | Forerunner 265S |
---|---|---|
発売年 | 2023年 | 2023年 |
ディスプレイ | 1.3インチ AMOLED | 1.1インチ AMOLED |
重量 | 47g | 39g |
稼働時間 | 約13日間 | 約15日間 |
ベゼル素材 | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー |
音楽保存・再生 | ✓ | ✓ |
地図(内蔵) | ✗ | ✗ |
商品ページ |
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265シリーズの共通の強み
- ✓ トレーニングレディネス: 昨日の疲労度を数値化し、今日のトレーニング強度を提案
- ✓ リアルタイムスタミナ: 走行中の残りスタミナを可視化
- ✓ マルチバンドGNSS: より正確な位置測定が可能
- ✓ トレーニング効果: 「有酸素能力向上」「無酸素能力向上」など、その日の練習の効果を表示
- ✓ 音楽機能標準搭載: 両モデルとも最大2000曲の音楽保存が可能
265と265S、どちらを選ぶ?
基本機能は全く同じですが、サイズが異なります。
- ● Forerunner 265: 1.3インチの大画面で情報が見やすい、重量47g
- ● Forerunner 265S: 1.1インチのコンパクト画面、軽量39g、バッテリーがわずかに長持ち
腕の細い方や女性、より軽い着け心地を重視するなら265S、画面の見やすさやデータの視認性を重視するなら265がおすすめです。
165シリーズと比較したメリット
165シリーズでも基本的なランニングは十分楽しめますが、265シリーズなら以下のような「一歩踏み込んだ」トレーニングが可能になります。
- ✓ 疲労と回復のバランスを数値で把握
- ✓ インターバル走やテンポ走などの高強度トレーニングの効果測定
- ✓ レースペース戦略の立案支援
- ✓ より正確なVO2Max (最大酸素摂取量)測定
こんな人におすすめ
- レースで自己ベスト更新を目指したい人
- 科学的なデータに基づいたトレーニングがしたい人
- 日々のコンディション管理を重視したい人
- 価格帯6万円程度で機能を重視したい人
3-3. 【ステップ3: パフォーマンスを極めたい!】上級者・マルチスポーツランナー向け
比較対象: Forerunner 965 vs. Forerunner 970 vs. Forerunner 570 (47mm) vs. Forerunner 570 (42mm)
フルマラソンでサブ3やサブエガを目指す人、トライアスロンなどのマルチスポーツを行う人、最高のトレーニング環境を求める人には、このハイエンドモデル群がおすすめです。
項目 | Forerunner 965 | Forerunner 970 | Forerunner 570 (47mm) | Forerunner 570 (42mm) |
---|---|---|---|---|
発売年 | 2023年 | 2025年 | 2025年 | 2025年 |
ディスプレイ | 1.4インチ AMOLED | 1.4インチ AMOLED | 1.4インチ AMOLED | 1.2インチ AMOLED |
重量 | 53g | 53g | 50g | 40g |
稼働時間 | 約23日間 | 約25日間 | 約20日間 | 約18日間 |
ベゼル素材 | チタン | チタン | チタン | チタン |
音楽保存・再生 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
地図(内蔵) | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
商品ページ |
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900シリーズの共通の強み
- ✓ 内蔵地図機能: ランニング中に現在地やコースをウォッチで確認可能
- ✓ より詳細なトレーニング分析: 走行効率、接地時間、ピッチなど高度なランニングダイナミクスを計測
- ✓ マルチスポーツ対応: ランニング、サイクリング、水泳など複数のスポーツをシームレスに記録
- ✓ 長時間バッテリーライフ: フルマラソンやウルトラマラソンでも安心して使える稼働時間
- ✓ 高耐久性素材: チタンベゼルなど、過酷な環境にも耐える素材を使用
965 vs. 970 vs. 570シリーズ、どちらを選ぶ?
どのモデルも最高の機能を提供しますが、細かな違いで最適な選択肢が変わります。
- ● Forerunner 965: 豊富な機能とAMOLEDディスプレイのバランスが取れた現行ハイエンドモデル。価格と機能のバランス重視ならこれ。
- ● Forerunner 970: 2025年最新モデル。965からのさらなる機能向上やバッテリーライフ延長が期待される、最新技術を求める方向け。
- ● Forerunner 570 (47mm/42mm): 2025年最新のコンパクトハイエンドモデル。900番台の機能に加え、よりスマートなデザインやフィット感を求める方、特に腕の細い方や女性にも選択肢が広がります。570の47mmは画面サイズとバッテリー、42mmは軽量性とコンパクトさを重視する方に。
こんな人におすすめ
- フルマラソン、ウルトラマラソン、トライアスロンなど、長距離・複数競技に挑戦する人
- 最高のデータ分析とコーチング機能を求める人
- 内蔵地図で知らない場所も安心して走りたい人
- 日々の体調管理からレース戦略まで、全てをウォッチ一つで完結させたい人
- 最新技術や最高峰のパフォーマンスを追求したい人
4. まとめ: あなたにぴったりのForerunnerを見つけよう!
Forerunnerシリーズは、ランナーのあらゆるレベルとニーズに応える豊富なラインナップが魅力です。この記事を参考に、あなたのランニングライフをさらに豊かにする最高のパートナーを見つけてください。
- ✓ 気軽に始めたい初心者には: Forerunner 165 または Forerunner 165 Music
- ✓ 本格的なトレーニングをしたいランナーには: Forerunner 265 または Forerunner 265S
- ✓ パフォーマンスを極めたい上級者・マルチスポーツランナーには: Forerunner 965, Forerunner 970, Forerunner 570 (47mm), Forerunner 570 (42mm)