
1. ダイバーズウォッチとは?定義と基本スペックを解説
ダイバーズウォッチとは、水中での使用を前提に作られた高い防水性能を持つ腕時計のことです。国際規格ISO 6425に準拠したモデルもあり、一般的に200m以上の防水性能を持つものが多く見られます。
基本的なスペックは以下の通りです。
- 高い防水性(水深200m以上推奨)
- 回転ベゼル(潜水時間の管理に使用)
- 高い視認性(暗所でも見やすい夜光塗料)
- 耐衝撃性や耐磁性

本来はダイビングのためのツールですが、堅牢さとデザイン性から、日常使いにも人気が広がっています。
2. プロ仕様のダイバーズウォッチの特徴とは
プロ仕様モデルは、まさに「命を預ける道具」として設計されています。
特徴としては、
- 300m以上の超高防水
- ヘリウムエスケープバルブ(飽和潜水用)
- 本格的な耐磁・耐衝撃設計
- プロフェッショナルダイバー向け認定
例:セイコー「マリーンマスター」や、ロレックス「シードゥエラー」など。
こうしたモデルは非常にタフでありながら、機能美を持つため、時計好きにも愛されています。
3. 街使いでも失敗しない!ダイバーズウォッチの選び方【初めての一本に】
ダイバーズウォッチに興味はあるけど「どれを選んだらいいかわからない」という方に向けて、日常使いを前提に失敗しない選び方を紹介します。
防水性能は“ちょうどいい”がベスト
プロ仕様のような防水性能は街中ではオーバースペック。それはただの散歩にテントを持ちあるくようなもので、日常生活では 100〜200m防水 があれば十分です。これだけでも汗や雨、洗い物の水しぶきなどには十分対応できます。
サイズ感と重さは要チェック
プロユースモデルは厚みも重量もあるため、シャツやスーツとの相性が悪いことも。
長時間着けていてストレスにならないよう、ケースサイズや厚み、重さも確認しましょう。
デザインと視認性も大事なポイント
街使いではベゼルのデザインやケースの仕上げ、文字盤の視認性も重要なポイントです。時間が読み取りやすい設計かどうか、求めているダイバーズウォッチとしての要素を備えているかを確認しましょう。
ベゼルの操作感を試す
ダイバーズウォッチの特徴でもある回転ベゼル。ダイバーズウォッチらしい機能なので回すたびに「カチッ」と確実に回る感触があるかどうかもこだわりたいポイントです。
ブランドの信頼性も選び方の基準に
品質や耐久性を重視するなら、実績あるブランドから選ぶのが安心。
セイコー(プロスペックス)、ティソ(シースター)、ジン などは、機能性も申し分なく、安心の実績を持っています。
4. 【GRACIS厳選】ダイバーズウォッチおすすめモデル紹介
GRACISから初心者にもおすすめしたいダイバーズウォッチをピックアップ。プロ向けにも対応したモデルと合わせて検討してみてください。
- プロスペックス SBDC203
信頼性抜群、デザインも街使い向き。コスパ優秀な1本。
- ジン UX.GSG9(EZM2B)
ドイツ時計らしい無骨さと超高防水性能を両立。精密な作りが光ります。
- ティソ シースター1000 パワーマティック 80 40MM T1208071109100
エントリー価格ながら本格派。爽やかなカラー展開も魅力。
- ベル&ロス BR0392-D-BL-ST/SRB
ベル&ロスらしいダイバーズウォッチの表現。他人とは一味違う印象を出したい人はこちら
5. ダイバーズウォッチを購入する際の注意点
購入時に注意しておきたいのは以下です。
サイズ選びは“手首とのバランス”がカギ
ダイバーズウォッチはその機能性ゆえに、ケース径が40〜44mm以上と大ぶりなものが多いです。存在感は魅力ですが、手首が細めの方には大きく見えすぎる可能性も。
購入前には、実際に試着して「自分の手首にしっくりくるか」を確認しましょう。
バランスが良ければ、ビジネススタイルにも自然に馴染み、デイリーでも違和感がありません。
定期的なメンテナンスが“信頼できる防水性能”を守る
ダイバーズウォッチは高い防水性能が魅力ですが、それを長期間維持するには 数年に一度のメンテナンス(オーバーホール) が必要です。
特に防水に関わるパッキン(ゴム製シール)やリューズ部分の劣化は見た目では分かりにくいため、知らず知らずのうちに水が侵入するリスクも。
「使っていないから大丈夫」と思わず、目安として3~5年に一度は点検・整備を行いましょう。
正規品を選ぶメリットは“安心感”と“サポート体制”

並行輸入品や中古市場で価格が安いモデルに惹かれることもありますが、ダイバーズウォッチのように精密かつ耐久性が求められる時計は、正規販売店での購入がおすすめです。
正規品であれば、メーカー保証がしっかりつき、アフターサービスや修理体制も万全。
万が一トラブルがあった際も、信頼できる対応が受けられます。
また、防水性能などの初期不良も保証内で対応してもらえるケースがほとんど。
「長く使いたい」「安心して使いたい」という方には、正規店購入が一番の近道です。
特に正規品の選択は、ダイバーズウォッチの安心感に直結します。
6. まとめ|自分に合ったダイバーズウォッチを見つけよう
ダイバーズウォッチは、「プロ仕様」と「街使い仕様」で用途や選び方が変わります。
普段使いには、オーバースペックに惑わされず、自分の生活スタイルに合った一本を選ぶことが大切です。 タフさとデザイン性を兼ね備えたダイバーズウォッチ。
ぜひ自分だけの「相棒」と呼べるモデルを見つけてください。